主催者特別企画セミナー・ テーマゾーンが決定

2020/01/20 ニュースリリース

2020 年5 月20 日(水)-23 日(土)の4 日間、インテックス大阪にて国際アパレル機器&繊維産業見本市「JIAM 2020 OSAKA」(主催:一般社団法人日本縫製機械工業会(JASMA))が開催されます。第12回目となるJIAM 2020 OSAKA は、世界有数の縫製機器見本市の一つであり、国内外メーカーの最先端技術、製品、サービスやソリューションが一堂に集結します。JIAM 2020 OSAKA は「次世代技術と匠の技のコラボレーション~JIAM から発信~」をテーマに、多様な変化に対応し変革を遂げてきた匠の技術と、未来を支える最新技術の融合・協働から、次世代につながる革新的な新製品やシステム・ソリューションを世界に向けて発信する場を提供します。

■出展申込み状況

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開催まであと4 ヵ月足らずとなった現在、162 社が出展を予定しています。前回からの継続出展で規模を拡大したのは21 社(国内17 社、海外4 社)にのぼり、新規出展者は33 社(国内16 社、海外18 社)です。JASMA 会員の合計出展小間数は実績比8.9%増と伸張しています。
海外からは、イギリス、インド、オーストラリア、韓国、ギリシャ、シンガポール、タイ、台湾、中国、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、香港、マカオの14 カ国・地域からの参加がすでに確定。
ドイツパビリオンは、VDMA ドイツ機械工業連盟 縫製・皮革機械協会が主体となり100 ㎡を超える規模で出展を予定しています。また、アジア諸国からのパビリオンも出展するなど、世界の縫製関連機器メーカー各社からJIAM 2020 OSAKA に高い期待と関心が寄せられています。

■主催者特別企画セミナー

繊維産業の課題と経済産業省の取組み(仮)

経済産業省 製造産業局 生活製品課課長 杉浦宏美氏が、縫製、繊維加工・アパレル及び関連業界が抱える課題への取り組みと最新活動状況について講演します。

ファッション産業における4.0 スマートインダストリーズへ

日本アパレル工業技術研究会 会長 近藤繁樹氏が、「共通基盤ネットワーク研究会」の活動や「ファッションテックの取組み」など紹介しつつ、日本の進むべき方向を提言します。

工業用ミシンのIoT 化の事例から― ものづくり中小企業とIT ベンチャーから生まれる可能性

トヨタケ工業株式会社 代表取締役社長 横田幸史朗氏が縫製工場のIoT 活用事例を語ります。自動車シート製造に携わる同社では、ミシンの稼働時間を集計確認できるシステムを構築し、業務改善に向けたデータ分析に活用しています。

ツイスト・ジャケット(ラペル)のパターンと縫製のマッチング― 前身頃(特許申請中)のつくり

前回は定員200 名を超える聴講者を集めた、文化ファッション大学院大学(BFGU)名誉教授と日本モデリスト協会特任委員 稲荷田征氏が匠の技を実演します。
協力:株式会社サンワーク/株式会社銀座山形屋 技術スタッフ 鈴木 好夫

世界に挑戦するメイド・イン・ジャパン

日本のアパレル産業の未来を共同で開くことを目標とした「日本発ものづくり提言プロジェクト」から、縫製加工日本企業3 社の代表によるパネルディスカッションです。登壇者はメーカーズシャツ鎌倉株式会社 取締役会長 貞末良雄氏、佐藤繊維株式会社 代表取締役社長 佐藤正樹氏、有限会社ファッションしらいし 代表取締役 白石正裕氏。司会は久米繊維工業株式会社 相談役 久米信行氏です。

アナログを楽しむことが日本の縫製業を次世代につなぐ

自宅を「小さな縫製工場」として個人パートナーを増やしたり、子供向けに縫製スクールを開講したりと地域に根差した活動を全国へ発信している合同会社ヴァレイ 代表社員社長 谷英希氏が登壇します。

耐震服(型崩れのしない服)クセ取り後に、接着を行うことでの型崩れのしない服づくり

株式会社銀座山形屋 技術スタッフ 鈴木好夫氏を招き、長年の実践で培った型紙作成や縫製の技術を披露します。
協力:文化ファッション大学院大学(BFGU)名誉教授・日本モデリスト協会特任委員 稲荷田 征

アジア・アパレル最前線―日系縫製企業10 年間の戦いとこれから

前回300 名以上の聴講者で賑わった「内閣府認証NPO アジア・アパレル・ものづくりネットワーク(AAP)」では、「日系縫製企業10 年間の戦いとこれから」をテーマに、各企業の代表らが戦略や意見交換を行います。登壇者は株式会社サンテイ 代表取締役社長 常川雅通氏、株式会社ロックス 代表取締役社長 岩井一男氏、株式会社小島衣料 代表取締役社長 石黒崇氏、湯峰ソーイング株式会社 代表取締役 政井一哉氏、株式会社ファッションクロスフルシマ 代表取締役社長の古島一男氏。コーディネーターはアジア・アパレルものづくりネットワーク 理事・事務局長の和田博氏です。

サスティナブル・アパレル連合(SAC)とHigg Index セミナー

米国を中心とするアパレル、小売業、サプライヤおよび研究機関等が加盟するサスティナブル・アパレル連合(SAC)による、世界のサステナビリティの最新動向と工場環境評価システムHigg インデックスについてのセミナーと、SAC に加盟する日本企業4 社(株式会社アシックス、帝人フロンティア株式会社、東レ株式会社、日鉄物産株式会社)によるパネルディスカッションです。

ソーイングファクトリー商社の確立を目指すHIW の挑戦

アパレルOEM を手掛けるホープインターナショナルワークス株式会社 代表取締役CEO 髙村三礼氏を招き、工場と繊維商社の良いところをミックスした「技術力を持った商社」という新しいビジネススタイルについて講演いただきます。

下着メーカーの新たな試み―性の多様性

トランスジェンダーの悩み解決のため、実践的な取り組みをご紹介します。
登壇者は美成産業株式会社 常務執行役員 宮脇徹氏、ひこね繊維協同組合 事務局長 野村和行氏、お茶の水女子大学 生活科学部心理学科 准教授 石丸径一郎氏です。

■テーマゾーン

太陽光発電テキスタイル

太陽電池を糸状に加工したものを織り込んで一体化。テキスタイル特有の曲げやすく、取り扱いがしやすい、生産性に優れた太陽光発電テキスタイルを展示します。共同協力はスフェラーパワー株式会社、松文産業株式会社、ウラセ株式会社、福井太陽株式会社です。

LED テキスタイル

細幅織物にLED 基板を実装したLED テープを織り込んだ、LED テキスタイルとその樹脂加工品を展示。

インクジェット印刷によるセンサー機能付きスマートテキスタイル

インクジェット印刷によって導電性インクをテキスタイルに印刷し、テキスタイル上に電気回路を形成。
スマートファイバーを用いたスマートテキスタイルの試作品を展示します。

■ホームソーイングゾーンでの特別企画

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JIAM 2020 OSAKA ではB to C 企画ゾーンとして、国内主要家庭用ミシンメーカーおよびソーイング関連製品による「ホームソーイングゾーン」を設置し、ミシンを使用したモノづくりの楽しみ方を提案します。
さらに、JASMA が主催する「第40 回ホームソーイング小・中・高校生作品コンクール」(2020 年3 月入賞作品発表・表彰)の最優秀賞受賞作品の展示も予定しています。また、「スポーツ観戦に向けた応援グッズ、応援コスチューム作品募集」での優秀作品の展示及び5 月23 日(土)14:20‐14:50 には、会場内セミナーエリアにて上位入賞作品表彰式も開催します。

■JIAM 2020 OSAKA 開催概要

  • 主催:一般社団法人 日本縫製機械工業会(JASMA)
  • 会期:2020 年5 月20 日(水)-23 日(土)
  • 会場:インテックス大阪 4・5・6 号館
  • 入場料:見本市公式ウェブサイトの来場事前登録か、招待状の持参で入場料(¥1,000)が無料
  • 来場対象:アパレルメーカー、縫製業、繊維・素材メーカーおよび加工業、機械・機器メーカーおよび販売業、刺繍・プリントメーカー・染色・仕上げ業、自動車・航空機・宇宙産業、クリーニング・ランドリー業、副資材メーカーおよび関連業、服飾雑貨・生活雑貨販売、インテリアメーカー、物流業、流通・小売業、製造小売業(SPA)、商社、官庁・団体・大使館、服飾専門学校・学生、一般消費者など
  • 出展対象:企画・設計・CAD、裁断・延反・CAM、縫製機器、刺繍・プリント・カッティング加工、仕上げ・ランドリー関連、検査・試験関連、ホームソーイング、副資材、素材・縫製品、織り・編み・染色、織物・繊維・不織布、自動車・航空・宇宙機関連、インテリア・家具・住居関連、服飾雑貨・生活雑貨、産業用繊維資材、IT 情報技術、物流、設備・装備・環境、教育・人材育成、情報サービスなど
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